オーストリアスキー連盟と全日本スキー連盟との協力交流協定締結調印

 

2001年7月1日(日)、16:00、オーストリアスキー連盟と日本スキー連盟との協力交流協定締結の調印式が執り行われた。

1911年、オーストリアの武官、テオドール・エドレル・フォンレルヒ少佐が来日し、新潟県金谷山で日本の歩兵第58連隊のスキー専修員10名にスキー指導をしたのが、日本のスキー事初め。それから90年間、競技力の向上からスキー教育普及まで日本のスキー界は幅広く多くの影響を受けてきた。今後も両スキー連盟はお互いの協力を高めるため、そして有効、かつ伝統に基づいた両連盟の関係を更に深めるために、公式協定を結ぶこととなり、本日、オーストリアスキー連盟のペーター・シュレックスナーデル会長、全日本スキー連盟の堤義明会長とで協力協定書に署名調印し、協定締結となった(右写真)。

調印式後、オーストリアスキー連盟のペーター・シュレックスナーデル会長は、
『このような明文化された協力協定を結ぶのは初めてのこと。日本スキーにオーストリアからは与えることも多いだろうが、反対に日本から受けるものも少なくはない。この協定を結んだことでオーストリアに関心を寄せて日本からのより多くの観光客が訪れてきてくれること、また、オーストリア製のスキー用品購入にもっと興味をもたれることを期待している』と語った。
   

オーストリアスキー連盟
ペーター・シュレックスナーデル会長

お祝いに駆けつけた五輪オーダー受章の船木和喜選手と堤義明会長

協定概要

この協力協定は、オーストリアと日本の両国のスキー及びスノーボードの発展・振興に貢献することを目的として締結されるものである。
両スキー連盟は、相互の関心あるセミナー、研修コース、講演など役員、コーチ、トレーナー、専門家の参加交流を促進するエキスパートの交流、相互ベースの中短期受け入れプログラムの企画、また様々なレベルでの教育・振興、レジャースキー活動についての情報交換を行い、相互がメリットを得られるサポート体制の構築、またユース交流プログラムの発展等に大きな関心を寄せている。少なくとも年に一回の定例会議を持ち、これらあらゆる相互の関心事について話し合う準備ができているとのこと。協定期間は調印署名された本日より2年間有効、協定解除の申し出がなければ、更に2年間延長するというもの。

 

© text & photo: Kikuyo Yatabori